弁護士に関連した書籍

弁護士のための租税法

租税に関する訴訟をするための理論書ではなく租税法の入門書です。 本格的に学ぶのであれば、本書だけではなく、金子宏先生の「租税法」や過去の文献、判例などを読む必要があります。 税金の知識がない方が租税法を本格的に学ぶ前のガイダンスとしては良書だと思いますが、 これで税務のすべてが網羅されているわけではなく、また、ある程度税務に係わっている方であれば物足りないのではと感じます。 なお、親しい税理士の方から普通の弁護士の先生は税務に詳しくないということを伺っていたので、本書は税務に詳しくない弁護士の先生のための税務の入門書だと理解しました。

リンカーン弁護士〈上〉 (講談社文庫)

マイクル・コナリーの最新作は、おなじみのボッシュシリーズではなく、ロサンジェルスの刑事弁護士を主人公としたリーガル・サスペンスもの。 法廷での論争中心というわけではなく、コナリーらしい、複雑なプロット、主人公の内面描写が面白い。 まだ上巻で、ようやく事件の謎が見えだしたところだけど、単純には進まないんだろうな。

リンカーン弁護士〈下〉 (講談社文庫)

あっという間に下巻も読んだ。やっぱり、なかなか凝ったプロットだけど、ちょっと最後はどうかな。説明不足のような気がする。 でも、コナリーの新しい魅力的なキャラは、これからが楽しみ。ボッシュとの共演もあるようだし。 自分が法律家を目指していた割には法廷物好きではなかったんだけど、法廷シーンも楽しめた。 この事件のあと主人公は、弁護士の職務と正義の間でどう折り合いをつけて行くんだろう。続編が楽しみだ。

弁護士が書いた究極の文章術―誤解なく読み手に伝える書き方のヒント28

議事録や報告書作成に役に立つかと思い購入。著者は、伝えたいこと(キーワード)は「繰り返すこと」と言っている。これに基づくと、著者が本書で伝えたいことは、 (1)キーワードを作り、それを強調・多用することで読者に覚えてもらうこと (2)一文は短くすること (3)読者の状況を考えて文章を書くこと に尽きる。後者のテクニックは割愛させていただくが、細かいテクニックも含め何点か指南しており、とても参考になった。 著者が弁護士ということで、かなり固い文章をイメージしていたのだが、文章の短さをモットーとしていることなどから、少々面食らった。周囲の弁護士がカチカチの文章を作成しているのを見て、執筆しようと思ったのだろうか。私も職業上弁護士とビジネスをするときがあるが、長いメールを受信するとかなり滅入ってしまう。これは(2)(3)に反しており、是非一読をオススメしたい。

六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座

法律に関する書籍としては最も入門的な位置づけの本である。 著者の語り口も軽妙であっという間に読み終えることができる。 内容としては、六法の中心的な内容を知ることができる(理解ではない)ので、 「法律って??」ってという人にはピッタリである。 次のステップに進むための参考書籍も紹介されており、非常に親切であり、 初めの一歩には十分なものである。

だから、あなたも生きぬいて (講談社文庫)

   80万人の中学生がいっせいに不登校を始める小説『希望の国のエクソダス』を2000年に発表した作家の村上龍は、NHKの討論番組で、教師や親たちに「あなたは子どもにどんな人生を望みますか」と問いかけた。雇用不安、学歴社会の終焉など、既存の社会システムの崩壊に直面した大人たちが、子どもの未来に対し鮮明なビジョンを持ちえずにいることは、村上が彼らから明確な答えを得ることができなかったことにも象徴されている。  「いじめによる自殺未遂」、「非行」、「極道の妻」と人生のどん底を体験してきた著者が、29歳で弁護士になるまでの軌跡を描いた本書は、変わった経歴を持つ女性の単なる「波瀾万丈記」ではなく、いじめ体験や、司法試験受験の際の勉強法などが克明に記されているように、子どもたちが直面するであろう問題に対して、具体的な対処法を伝えることに主眼が置かれている。本書が100万部を越えるベストセラーとなったのは、「いい学校か

麦酒と司法試験―熟年サラリーマン・もう一つの選択

著者が、東大法学部を卒業しているという経歴であっても、年齢40台後半からの再学習では、まったくのリセット状態であるのは誰しも分かります。 ビール会社に勤務していた著者は晩酌を欠かしたことが無く、晩酌をやめるほどの価値など受験勉強には無いと言い切っている割り切り感覚はさわやかです。 合格後、結果として、会社を去ることになる経緯も触れられており、成功したがゆえに、今の居場所を去らねばならない寂しさが伝わってきました。 それにしても、年齢に関係なく、まず、挑戦してみようという気持ち、これがいいですね。

子連れ離婚を考えたときに読む本

離婚しよう・・・だけど、これからどうしたらいいの?って時に購入しました。 子供のこと、子供の為に取り決めなくてはならないこと、まずはこの本で勉強してから行動に移して大正解でした。これから頑張ろう!そんな気にさせてくれました。

弁護士が教える 気弱なあなたの交渉術

メルマガが人気の著者の意欲作。法的思考を分かりやすく解説した本として 貴重なものかと思います。論理と感情は分離しなければならない、気弱な人ほど 交渉術を身につける素養がある、タイプ別診断方法、どれも参考になりました。 確かに乱暴にゴリ押しして主張を通してしまう豪気な人は交渉の技術なしでも 生きられてしまってますから、そういう人と喧嘩する場合は、相手が不得手である に違いない「交渉」段階に持ちこめただけで作戦勝ち、と思えるようになれるなら しめたものと思います。好著です。

ロースクールへ行く前に ― 司法試験合格後のキャリア不合格後のキャリア

ロースクールに行く、すなわち法曹を目指すぞ!と決意する前に 読んでおきたい本です。 業界の問題点や現状を、関係者ならではの視点で赤裸々に語って くれています。 私自身、法学部に属していたので、こういった情報には比較的 近い方だとは思いますが、「へ〜、そうなんだ!」というような 情報が複数ありました。 ※やっぱり弁護士(裁判官、検事)になるには、相応の代償を  払う必要がありますね!